11月23日大阪中華學校講堂にて大阪中華總會青年部主催勉強会 『中華民國留日華僑の歩みと、その未来』をテーマにし、4時間かけて三部構成で開催されました。

大阪中華總會青年部部長 橋爪敦哉

第一部では中華聯合總會青年部でもある神戸大学助教授 葉翔太より、学者の角度からあらゆる面で戦前・戦後・国交断絶以降・現在の華僑について、分析して見解を述べてくれました。色んな思想が入り交えた現在の状況に置かれた『華僑・台僑・華人』に一石を投じ、考えさせられる有益な時間を頂きました。

神戸中華學校出身 神戸大学助教授 葉翔太

第二部では大阪中華學校 連茂雄理事長より大阪の華僑社会の歩みと変化について、自分の実経験を言葉にして共有して頂きました。各地域特有な状況に合わせた華僑の存在する目的や意味を知り、今後の在り方にヒントを頂きました。

大阪中華學校 連茂雄理事長

第三部では大阪中華總會青年部と中華聯合總會青年部部長 新垣昌人(沖縄地区)が率いる全国の青年部メンバーとパネルディスカッション形式で、メンバーそれぞれ華僑社会と関わる経緯、日本社会での生活に関する困難や工夫について共有しました。多様多種な経歴があって、それぞれに悩み、葛藤し、二世、三世ならの問題点に気付かせて頂ける時間になりました。

青年部部長 新垣昌人(沖縄)

横浜地区 李明杰

四国地区 小野剛史

関西地区 黄盈蓁

青年部が携わる勉強会は東京、沖縄、北海道に続いて、今回で第四回になりますが、毎回毎回より深いテーマに沿って、自分たちのアイデンティティに向かって深堀りし、母国との繋がりを太くしていく様子。次世代に伝承する方法を今後も模索して、チャレンジしていく事に期待しましょう。

大阪中華總會洪里名誉会長より励ましの言葉

勉強会大成功

懇親会も大事