2025僑務委員会春節文化訪問団東京公演が開催

歓迎会集合

駐日大使李逸洋より歓迎の辞

会長羅鴻健挨拶

東京・浅草公会堂で2月5日、「僑務委員会中華民国114 年(2025年)春節文化訪問団」(春訪団)アジア地区巡回公演・日本東京公演が開催された。開演に先立ち周学佑・駐日副代表が挨拶し、準備に奔走した関係者らに感謝の意を表し、公演の成功を祈念した。

今回の春訪団の公演について徐佳青・僑務委員会委員長は、華語、台湾語、客家語、原住民族語など台湾の多様な言語による歌で旧正月を祝うため台湾から金曲賞受賞歴もあるミュージシャンらが巡回公演することを紹介し、日本在住の僑胞らの一年の平安と台日関係の発展を祈念した。

同公演では、DJ大衛が台湾の代表的な伝統歌謡を映像を交えながら現代電子音楽にアレンジした。続いて台湾原住民プユマ族の歌手であるサンプイ(桑布伊)がオリジナル曲や代表的な台湾原住民の流行歌を歌い、伝統的な口琴も披露した。

続いて、黄連煜が客家語のオリジナル曲『日出』や、文夏が『彼個小姑娘』として台湾語でカバーしたことでよく知られる橋幸夫『潮来笠』を日本語と台湾語で歌った。台湾新世代の歌手である謝暁艾は『望春風』など台湾語の名曲を歌い、ロックバンド「The Chairman」(董事長樂團)は台湾の廟文化をロックで表現した『眾神護台灣』や、今回MCを務めたミス台湾の邱怡澍(Joyce)とともに伍佰&萬芳の『愛情限時批』をデュエットした。また、『月亮代表我的心』、『愛拚才會贏』、『朋友』、『媽媽請你也保重』などの名曲が大合唱され、会場は一体感に包まれた。

徐佳青・僑務委員会委員長(中央)も『愛拚才會贏』を合唱

同公演では、羅鴻健・日本中華聯合總會会長、洪益芬・春訪団実行委員長、張淑玲・駐横浜弁事処処長らも壇上で挨拶し、同公演を通して台湾の文化に触れ、新春の喜びを分かち合うことを期待した。

満員の観客の熱気に包まれた浅草公会堂の会場

≪文書引用:台北駐日文化代表処≫